エスタックの技術
Technology風邪症状(のどの痛みや発熱)によく効くエスタック。そのメカニズムを紹介します。
クイックアクション技術
解熱鎮痛成分イブプロフェンに、吸収を速める酸化マグネシウムを安定的に同時配合することで、
イブプロフェンの速い溶出と吸収を実現したエスエス製薬独自の技術です。
※エスタックEXネオにクイックアクション技術が採用されています。
イブプロフェンが速く溶けて体への吸収を速めます。
イブプロフェンとは つらいのどの痛みや発熱に優れた効果を発揮する成分ですが、水に溶けにくいため、胃の中で溶け出すのに時間がかかるという性質があります。
作用の仕組み
クイックアクション製法が速い溶出を実現
従来、イブプロフェンと酸化マグネシウムは配合変化を起こすため、同時配合が非常に困難でした。
そこで、エスエス製薬では、独自の顆粒(SDS顆粒)※を用いたクイックアクション製法を開発し、日本で初めて総合感冒薬での同時配合を実現しました。
その結果、速い溶出性と胃粘膜保護作用を可能にしました。
※Swellable Dynamic system(膨潤性放出技術):配合成分をそれぞれ別々に高分子三次元網目構造に取り込み、各成分が接触しないように分散させる顆粒。
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イブプロフェンの溶出が速い
イブプロフェンはpHが高い方が溶出しやすいことが知られています。錠剤が崩壊した後、SDS顆粒内に水分が侵入し、すみやかに顆粒が膨潤します。このとき、SDS顆粒内の酸化マグネシウムがイブプロフェン周囲のpHを高め、イブプロフェンの溶出を促進することから、速い吸収性が実現できています。
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配合変化を克服し、製剤を安定化
互いに反応性が高く、配合変化を起こしやすいイブプロフェンと酸化マグネシウムを、膨潤性ポリマーの網目内に収めることで相互の接触を減らし安定化した製剤となっています。
ラインナップLine up
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効き目を追求した風邪薬
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家庭の常備薬