薬局との上手なつきあいかた
「かかりつけ薬局」を決めたうさ子さん、
さっそく店内を見てまわりました。
どうやら薬の配置にもきまりがあるようです。
薬屋さんの店内は、おおむね下図のようになっています。
要指導医菜品
要指導医薬品とは、1) 安全性(有効性)について、一定期問調査することが決められたもののうち、その期間が終了していないもの、2) 毒薬、劇薬に該当するもの、のいずれかに該当する品目から厚生労働大臣が指定した医薬品のことです。薬剤師さんがいないと購入できません。
第1類医薬品
第1類医薬品は一般用医薬品としての使用経験が少ないものや副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要するものです。薬剤師さんがいないと購入できません。
第②類医薬品
第②類医薬品(指定第2類医薬品)は第2類医薬品の中で、特に注意を要するものです。薬機法により、情報を提供するための設備から7メートル範囲内の棚に置いてあります。
第2類医薬品
第2類医薬品は副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するものです。
第3類医薬品
第3類医薬品は副作用、相互作用などの項目で安全性上、多少注意を要するものです。
「要指導医薬品」および「第1類医薬品」は購入者が直接手にとることができないよう、薬剤師さんのいるレジの後ろの棚やカウンターの鍵付きのショーケースにあります。鍵のついていない棚の付近は薬剤師さんのいない時間帯には購入者が立ち入れないようにしておくきまりになっています。「要指導医薬品」および「第1類医薬品」は薬剤師さんがいないと購入できません。
また、登録販売者さんも医薬品販売資格を持っており、「第2類医薬品」「第3類医薬品」についての説明や症状の相談にのってくれます。「第2類医薬品」のうち、「指定第2類医薬品」(「第②類医薬品」と表記)は情報を提供するための設備から7メートル範囲内の棚に置いてあります。