実は知らないことが多いシミへの素朴な疑問にお答えします。
シミの疑問 Q&A
- 頬にシミができやすいのはなぜ?
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頬や鼻など顔の比較的高いところにある部分は、紫外線にあたりやすいため、「日光性黒子(老人性色素斑)」ができやすくなっています。
また、ホルモンのバランス異常が原因としてできる「肝斑」も、紫外線によって悪化しやすいため、頬や額などできやすいと言われています。 - どうしてシミは濃くなるの?
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シミの中でも最も多いと言われる「日光性黒子(老人性色素斑)」では、加齢にともなうターンオーバー(肌の代謝)機能の低下によって、酸化される事により濃くなった黒色メラニンが排出されずに蓄積し、これによりシミが濃くなると言われています。
*シミにはさまざまな種類があります。シミが急に濃くなったり大きくなったり、痛みをともなうなど心配な場合は、早めに皮膚科の医師に相談してください。
- 取れないシミはあるの?
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「日光性黒子(老人性色素斑)」や「そばかす(雀卵斑)」など、黒色メラニンが皮膚の真皮より浅い部分にあるシミは、ターンオーバー(肌の代謝)機能を改善し、黒色メラニンの排出を促すことによって、シミがだんだん薄くなることが期待できます。ただし、シミの種類によっては、レーザー治療や皮膚の切除など外科的な方法でないと除去が難しいものもあります。
- もともと肌の色が濃くても、シミは取れるの?
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シミは、部分的に黒色メラニンが過剰に蓄積したために起きます。もともとの肌の色が濃くても、「日光性黒子(老人性色素斑)」など表皮に蓄積しているシミなら、ターンオーバー(肌の代謝)のリズムを整えることによって改善が期待できます。
- 手の甲など体のシミも治りますか?
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シミにはさまざまな種類がありますが、手の甲や背中などのシミは、「日光性黒子(老人性色素斑)」であることが多いです。日光性黒子(老人性色素斑)であれば、ターンオーバー(肌の代謝)のリズムを整えることによって改善が期待できます。
*シミが急に濃くなったり大きくなったり、痛みをともなうなど心配な場合は、早めに皮膚科の医師に相談してください。
- 妊娠中や出産後のシミが増えるのはなぜですか?
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妊娠中や出産後などは、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっています。バランスが崩れると、一時的に黒色メラニンの生成が高まると考えられており、シミが増えることがあります。