社員の想い
部署:研究開発
志保沢 里奈
私は、成田研究所の分析研究チームとして、新製品開発のための試作品評価を担当しています。より良い製品を開発しお届けできるよう、厳しく品質を評価しています。
開発品は複数の有効成分を配合していたり、品質を高めるために独自の製剤技術を使用していたりするので、製剤の特徴を考えながら、正確で効率的に評価ができるような試験法の開発に取り組んでいます。
開発段階から上市までに携わっており、品質評価に関する業務の他にも販促データの取得やサノフィグループの海外開発拠点との情報交換など、さまざまな部門と連携して業務を進めています。
9:00
出社・メールと一日のスケジュール確認
フレックスなのでその日の予定に合わせて変えています。9時~10時頃に出社する人が多いです
10:00
分析結果の確認
機器が終夜運転で分析してくれているので、前日の結果を確認し、実験計画を立てていきます
11:00
実験計画を確認し、作業開始
試作品評価と試験法検討など
さまざまな工夫がなされた試作品が出てくるので、予め決めていた方法ではうまくいかないこともあり、検討を繰り返します
12:30
昼食
お弁当を持参したり、食堂に行ったり、その日の気分で変えています
(今は黙食ですが、)同僚と何気ない会話をしたり、自席でスマホをチェックしたり、みんな自由にお昼休憩を過ごしています
13:30
製剤担当者や上司と情報共有
結果や進捗について共有します。製品開発は試行錯誤の連続なのですが、アイデアを出し合いながらチームワークで乗り越えています。時短や早めに帰るメンバーもいるので、打合せは日中に済ませます
14:00
作業開始
午前の続きの作業を実施することもあれば、製剤担当者とのミーティング内容により追加試験を実施することもあり、優先順位を考えながら臨機応変に対応します
15:30
担当製品のミーティングに参加
関連部署と進捗を共有します
16:00
分析機器の自動運転を開始させる。実験器具の片付け
17:00
データまとめと報告書作成
17:45
メールと明日のスケジュールを確認後、退社
発売までのハードルが高いコンセプトの製剤開発にも挑戦しながら、さまざまなカスタマーニーズに応えられるように先を見据えて知識や技術力を磨いていける会社です。
同僚が明るく柔軟なので、どんな質問や相談もしやすく、理解を得られる雰囲気があります。研究所と本社と合同のイベントや、サノフィ全体の研修にも参加でき、通常業務以外でもさまざまな人と関わることができるので知見が広がりますし、楽しく仕事ができています。
実験環境も、種々の分析機器や働く人に配慮した環境が整えられていますし、新しい技術開発にも積極的なので、さまざまなことにチャレンジできます。また、サノフィグループは世界各国に開発拠点があり、私は技術交流のためベトナムディベロプメントセンター(DC)を訪問したことがありますが、海外との交流があることで日本にはないトレンドや技術を知ることができる点は魅力的だと思います。どの拠点でもエネルギー溢れる方が多いです。
興味のあることにすぐ手を出すので、サーフィン・旅行(国内外問わず)・スポーツ観戦(特にJリーグの川崎フロンターレ戦と高校野球)・パン作り・クラゲ飼育・ランゲージエクスチェンジ等、その時のマイブームによりいろいろです。一番印象に残っているのはカリブ海をクルーズした旅行です。海の近くで育ったこともあり、海に関連する趣味が多いような気がします。
クロスファンクショナルな活動を通して、広い視野と深い専門知識を養っていきたいと考えています。また、今、中間的なポジションなので、一人ひとりの個性や強みが相乗効果をもたらしイノベーションが生まれる、そんなチーム・組織づくりの仲介役を担っていければと思っています。
最近は価値観やニーズが多様化してきており、かなり広い視野を持って考える必要性を感じています。日々の関わりの中から新しい視点を学ぶことが多く、部署・会社・国内外問わずコミュニケーションを大切にしながら新しい価値やニーズの変化にいち早く気付くセンス、柔軟な発想力を磨き、製品開発に反映させていきたいと考えています。また、さまざまなバックグラウンドを持つ中途採用のメンバーが増えてきているので、多種多様な経験を教えてもらいながらみんなで高めあえる組織づくりに貢献できればと思います。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです